~松田誠~
小劇場ブームに乗って、大学時代に自ら劇団を旗揚げしました。
しかし、次第に役者としての限界を感じてしまいました。
その後、舞台製作を支える会社を設立して、今のいしずえを築くことができました。
新しいプロジェクトを数々成功させてきた、松田誠さん。
テニスの王子様(マンガ)×ミュージカル
『刀剣乱舞』(ゲーム)×ミュージカル
チェーホフ作 三人姉妹(演劇の王道)×現役のトップアイドル
◎松田誠 「大事なことは3つしかない!」
「新しいプロジェクトを考える上で、大事なもはたった3つしかない」
と、語った松田誠さん。
ズバリそれは、
1.話題性があるか?
2.将来性があるか?
3.お金になるか?
この3つだそうですよ。
3つとも当てはまっていたら理想。それは最高のプロジェクト。
でも、このうち、2つ当てはまっていたらいける。
松田誠さんは、1つだけしか当てはまっていないんだったら、このプロジェクトはやめる。
◎裏話
時系列がバラバラなアイディアメモをたくさん持っている。
思いついたその瞬間に空いているスペースに書くから、
時系列もバラバラ出し、どこになにが書いてあるか探さないといけない。
シザーハンズのティム・バートンも、レストランのコースターにアイディアを書いていましたよ。
アイディア勝負の人は言動も似てくるんですね。
◎松田誠 「チラシを作るのはプロデューサーの一番重要な仕事。」
舞台プロデューサーにおいて、チラシ作りは一番重要な仕事。
お客さんはそれしかヒントがないから。
映画とかなら予告編があるけど、舞台は観に来ないと内容がわからないからね。
我々からの声明文みたいなもんですよ。
果たし状みたいな(笑)
◎意外な一面
自分の案をプレゼンする時は、面白いいたずらをおもいついたような子供のような顔をしてたんです。
なおかつ、楽しそうに話すんですよね。
楽しんでるぞ感が半端なく出てます。
演出には一切口に出さない
演出には一切口を出さずに、常にお客さん目線で見て、語る。
完全に演出家を信じていないとできないことですね。
中国・上海に部屋を借りている。
◎周りから見た松田誠さん
プライベートのことまでダメ出しして、お父さん的存在と慕われている。
こんなプロデューサーはいないと。
優しくて暴れん坊で。
◎2.5の魔法
今まで舞台上にいた人たちがここ(客席通路)を通るって
ここに風が起こるってすごくないですか?
風を感じるってすごい体験じゃないですか?
役者じゃなくてキャラクターがきてくれてるってドキドキ感だと思うんですよ。
これが2.5の魔法のひとつですね。と語った。
◎将来の夢
ブロードウェイと戦えるアジアのコンテンツを作る!!